SIRIUS(シリウス)は、簡単なアフィリエイトサイトや小さな趣味サイトの作成であれば、小回りが利いて更新も簡単で便利なのですが、1000ページを超える大規模サイトやポータルサイトになってくると、管理も大変だし、アップロードに時間がかかるので向いていないと言われてきました。
よく言われるのが、中小規模のサイトの量産であればSIRIUS(シリウス)での作成が優れていて、本格的な大規模サイトであれば、WordPressがオススメという意見が多いようです。
では、SIRIUS(シリウス)では『大型サイト』を作成することはできないのでしょうか?
答えは、”No” です。
SIRIUS(シリウス)でも、1000ページをはるかに超える『大規模サイト』でも作ることは可能です。
ではなぜ、SIRIUS(シリウス)は、『大型サイト』を作成するのには向いていないと言われてきたのでしょうか?
それには、次のような理由があります。
❶『大型サイト』になってくると、記事をアップデート・修正しようとしたときに、その記事をメニュー画面から探すのが大変。(なかなか見つからない)
❷『大型サイト』になってくると、記事の文章の文字を1文字修正するだけでも、アップロードに数分もの時間がかかってしまう。
しかし、この点については、SIRIUS(シリウス)は大幅なリニューアルにより強化されており、欠点は改善・克服されています。
SIRIUS(シリウス)で記事を編集・アップデートしたいとき、その記事のタイトルに含まれるキーワードがわかっていれば、そのキーワードが入ったタイトルのページを簡単に絞り込み検索することができます。
さらに、記事本文に含まれる文字から、該当箇所を検索できる『記事本文の検索機能』も搭載されましたので、修正したキーワードの文字から、サイト全体の中からそのキーワード文字がはいった記事のみならず、その記事の中で該当するキーワード文字が入った場所がピンポイントでピックアップされます。
記事タイトルで検索してページを開いてから、『記事本文の検索機能』を使って搾り込めば、さらに素早く修正・アップデート編集ができます。
もちろん、特定の文字をボタン一つでサイト全体、あるいは編集で開いている記事の中の一括置換をすることもできます。
SIRIUS(シリウス)で、『大規模サイト』を更新してアップロードするときに時間がかかるというのが問題になっていましたが、大幅なリニューアルにより大きく改善され、非常に短時間でアップロードが可能になりました。
『クイック更新機能』が搭載され、更新したページで変更された必要なファイルのみをアップロードできるようになったので、ほんの数秒でアップロードできるようになっています。
文章だけ(html)ファイルだけ更新するのか、文章+画像も更新するのか選択でき、さらにスタイルシートのみ更新することもできます。
また、ファイル転送画面で、特定のファイルのみを選択してアップロードすることも可能です。
SIRIUS(シリウス)には、レスポンシブ対応・HTML5・CSS3対応の新デフォルトテンプレート、新ビジネステンプレート、新角丸テンプレートの3種類が付属しています。
HTMLもCSSも編集しないデフォルトの状態で利用する場合は、3種類のテンプレートそれぞれに10色の色違いのテンプレートが用意されていて、カラム数が1カラム、2カラム、3カラムのサイトが作れるようになっています。
つまり、色違いで10種類、カラム違いで3種類あることになるので、3種類のテンプレートそれぞれが30種類のバリエーションがあることになります。
ヘッダー画像も豊富に用意されていて、さらには、スタイルシートを編集することなく、テンプレートの横幅を広げたり狭くしたりすることができるようになっています。
テンプレート例 新ビジネステンプレート(ブラック・3カラム)
サイトデザインレイアウトは、HTMLもCSSも編集しないデフォルトの状態で利用する場合は、色違いやカラム数をカウントしなければ、ページ幅を変更するなどを変更するなどできますが、基本は3タイプになります。
しかし、SIRIUS(シリウス)は、HTMLもCSSも編集できるようになっていて、そこで編集をすれば、サイトのレイアウトやデザインを変更することができます。
レイアウトという面では、比較的自由度のある gridレイアウトにすると、いろいろなレイアウトが可能になってきます。